アール・デコ・ジュエリーの世界は、2007年03月11日に、京都国立近代美術館で開催された、輝きの詩人シャルル・ジャコー、ブシュロン、ラリックらの宝飾デザインを取り扱った展覧会です。
3月10日に「アール・デコ・ジュエリーの世界」展に行ってきました。 京都市立芸術大学 音楽学部学生による、ミュージアムコンサート「きらめく管楽器の響き―20世紀パリの音楽―」が行われていました。 コンサートは、木管4名にホルン(金管)一名。ホルンが黒一点。 フルートの人の棒読み曲紹介がちょっと長すぎましたが、まあ可愛かったから良しとしましょうw あまりの曲の心地よさに、後半はすっかり寝てしまっていました(オイ)。座席は合計100席ぐらい用意されていましたけど、実質、着席していたのは、80席くらいだったかな。ちょうどよい感じでしたよ。
アール・デコ・ジュエリーの世界と銘打っているからには、ジュエリーばかりの展示かと思ってましたが、実際に行ってみると、タバコ入れや、バニティーケース(化粧ケース)などを含めた展示で、指輪等のジュエリーも30点ほど展示されてました。あとはデザイン画が300点超展示されていましたね。章立てのちょっと趣向を凝らした展示が全部で14章。年代順に展示されていたみたい。絵にうといので自信はありませんが。ジュエリーとしては一つ一つのアイテムが数種類ずつあるだけでしたが、アールヌーヴォから始まり、18世紀前後と思われる作品、ロシアバレエの影響を受けたもの・日本や中国の影響を受けたもの・ロココ調などの王朝趣味・インドの影響が感じられる作品・黄金の再発見・新しい女性像などといった流れで、1章ごとにデザイン画が20点ほど展示されているスペースがあって、その絵の中にジュエリー作品数点が展示されていました。
作品の展示スペースごとに、作品についての説明が「ゴールドの透かし彫り技術は原材料を節約するために発展した」「アールデコはドイツ産業美術へのフランスの対抗心から生まれた」など、歴史と絡めた説明とともに興味深く表示されていました。デザイン画は、横面・上面から見た2面図がほとんどで、2面図のデザイン画で生産性と芸術性を両立したものが、アールデコの産業デザインといった感じでした。このデザインは、同時期の絵画様式、キュビズム(立体をキューブで表現して平面に落とす)と比較するととても興味深いものでした。作品自体の点数は少なかったけれど、それに合わせ、デザイン画が展示されており、説明まで表示されていたので、とても興味深く見ることができましたよ。